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賃貸物件のお部屋探しでの選び方は?条件面の決定から内見時の注意点

賃貸物件を探していくためには、どんな条件を基準にして
探せばいいのか悩んでしまうという方もいるようです。

特に初めての一人暮らしでのお部屋探し、
小さい子どもさんを育てていく上でのお部屋探しなど、
これまでの生活環境と大きく変わるようなお部屋探しの場合は特に悩みますよね。

そこで、この記事ではお部屋探しで物件を選ぶ際の
基準や選び方の順番について解説していきます。

物件探しでお悩みがある方は、スムサーチ相談窓口にお気軽にご質問ください。

目次

賃貸物件の選び方の順番は?

まずは賃貸物件を選ぶ際の手順を知っておきましょう。

1、条件を決める

2、複数の物件で比較検討する

3、内見でお部屋をチェックする

それでは、この手順に沿って順番に具体的に解説します。

1、条件を決める

まずは、希望の条件をすべて出していきます。
例えば立地、階数、セキュリティ、間取り、設備、家賃、初期費用などです。

すべての条件に適した物件を探そうとすると
家賃は高くなる事だけでなく、全部の条件に当てはまる物件は
そもそもあまりありません。

この時に条件の中でも特に重要とする条件と
妥協することが可能な内容も決めておくといいでしょう。

例えば、下記のように具体的に条件を決めて探してみましょう。

・家賃6.5万円以下
・間取りは1Rまたは1K
・駅徒歩10分以内
・2階以上
・バストイレ別
・希望のエリア

2、複数の物件で比較検討する

条件面が明確になって、妥協ポイントも整理できた段階で
ネットで物件を検索するか地域密着などの
不動産屋さんにお問合せをしましょう。

不動産屋さんと話し合った上で
複数提案頂いた中でご自身の条件に合う物件の内見にいきましょう。

3、内見でお部屋をチェックする

不動産会社に紹介してもらった物件を
実際に内見をして確認しましょう。

最近では仲介会社のスタッフさんに動画を撮影して
もらったり、ZOOMなどで繋ぎながらWEB内見をして
お部屋を決める場合もありますが、できる限り実際にお部屋を
見た方が入居後に「こんなはずではなかった」という事がなくなります。

お気に入りの賃貸物件を見つけるための選び方

・家賃と諸費用の金額

まず初めに決める事が家賃や諸費用の金額を
ご自身の収入とのバランスで毎月支払いをして行けるのかという点です。

家賃以外にも諸費用として共益費、駐輪場代、町内会費などが発生したり、
初期費用として借りる時に敷金、礼金が必要になる物件もあるので
家賃以外にかかる金額も確認をしておきましょう。

家賃の目安としてよく言われるのが
手取り収入の3割程度といわれる金額です。

20万円の手取りなら、6万円ぐらいが目安です。
食費やお小遣いなどでどのぐらいの金額がかかるのか、
他の費用の使い方によって、住めるお部屋も変わってきます。

・立地と駅からの距離

重要なポイントとしてどのエリアでお部屋を探すのか
という点があります。

仕事や通学で電車を利用する人にとっては、最寄り駅が近くにある事、
少ない乗り換えで目的地まで行けると便利ですね。

車や自転車であれば道路の見通しが良い事や
坂が少ない事が重要なポイントと考える人もいます。

人気のエリアにある物件や駅徒歩距離が10分以内など
便利な条件になればなるほど家賃が高い物件が出てくる傾向があります。

・周辺環境

住む場所の周辺環境や施設については確認しておきましょう。

買い物を不便なくできるように、近くにコンビニやスーパーなどが
あれば便利です。ドラッグストアなども安い生活用品が手に入る
事などもあるので便利ですね。

また、病院、郵便局、銀行などが近くにあれば
生活はしやすいと思います。

小さいお子さんがいる家庭であれば、近くに公園があったり
見通しがよくて防犯の観点からも多少の人通りがあったり
街灯がある事なども周辺環境として安心です。

・間取りや家電・家具配置箇所のサイズ確認

住みたいエリアや条件が決まったら
自身が生活をしやすい間取りを考えていきましょう。

トイレとお風呂が分かれている事を
セパレートと言ったりしますが、こちらを希望される方は多いです。

上記は家賃が高くなる分、ユニットバスのように
トイレ、浴室、洗面が一体になっているような間取りについては、
メリットとしては家賃が安いという特徴があります。

ファミリーでのお部屋探しであれば、部屋数やリビングの
広さやクローゼットの収納力なども重要になってきます。

・物件の築年数

築年数については新築や築浅の物件であれば、
家賃が高い分、外観も綺麗で共用部分も室内も最新の設備になっている
事が多いので魅力的に思えます。

但し、近年では築年数が古くても、共用部分や専有部である室内の
リノベーションや水回りの設備を新しい設備に入れ替えている
お部屋も増えてきている為、理想的なお部屋なのに家賃を抑えられる事もあります。

・構造内容

構造としては鉄骨造や鉄筋コンクリート、鉄骨鉄筋コンクリートは
遮音性能が高い物件が多く、耐震性、耐火性も優れている事が多いです。

物件を探す時の資料にはアルファベット表記で書かれている事がありますが、
鉄骨造(S造)鉄筋コンクリート(RC造)鉄骨鉄筋コンクリート(SRC造)と知っておきましょう。

軽量鉄骨造は工期が短くできる事や
建築の費用が抑えられますが、耐震や耐火性能、断熱性能としては、
その他の構造よりは劣ってしまいます。

遮音性能については壁の下地材の厚みや、
床材のフローリングなどにも遮音等級ごとの厚みがあるので、
どのような床材を利用しているかで音の響きやすさは異なります。

・設備内容

駐車場や駐輪場の有無や借りる場合の費用は確認した方がいいでしょう。
賃貸物件の駐車場の中には近隣の駐車場相場より割安で
貸している物件もあります。

駐車場や駐輪場がある場合でも、管理が行き届いていて
駐車しやすくなっていたり、スムーズに出せるようになっているといいでしょう。

またインターネット利用が無料で使える物件や
お得な費用で契約できるような物件もあります。

室内洗濯機置き場がある事、追い炊き機能がある事や、
ガスコンロが2口以上ある事や調理スペースが広いキッチンなども
人気があります。

近年ではオール電化の場合には電気料金が高くなる傾向がある事で、
コンロはガスコンロを好む人が増えています。

・セキュリティ

建物に防犯カメラがあるのか、マンションやアパートならオートロックがある事。

部屋の設備にモニター付きインターフォンがあるのかは、
防犯上あると魅力的に感じられるでしょう。

マンションであればバルコニーの洗濯物が見えにくくなっている事、
1階であれば家賃は安い事や庭がある物件もある事は魅力がありますが、
セキュリティの面で不安に感じる人も多いです。

中には窓の部分にシャッターをつけれるようになっている物件もあります。

人によってセキュリティ面もどこまで気にするのか
意見が分かれるところではありますが、2階以上を希望される人が
多い傾向にあります。

・管理状況

アパートやマンションでは、近隣トラブルが起こる可能性が
戸建てよりは高い傾向があります。

複数人が階段、廊下、エレベーターを
共用で使用しており、室内では上下階での足音などによる
騒音トラブル、隣同士でも騒音などはクレームが起こりやすいように感じます。

大抵の場合には入居者様からクレームを頂き
不動産管理会社やオーナーが騒音の発生原因となっているであろう方に
ヒアリングをして匿名でクレームが来ている事を丁寧に伝えて改善される場合が多いです。

こういった対応をしている会社であれば、
共用部であるエレベーターや建物内掲示板に掲示物が貼られているはずです。

住んでいく上ではきちんと管理されている物件なのかも
チェックすべきポイントになります。

・保証人や審査の準備

以前の不動産賃貸契約時と比較すると、連帯保証人が不要で
契約できるケースも増加はしています。

しかしながら、連帯保証人が必要な物件は
まだまだ多い為、3親等以内の親族などで保証人に
なってくれそうな人には事前に確認しておきましょう。

申込書を記載する時には、保証人の生年月日や
勤務先、収入など申込に必要な情報を記入する必要があります。

審査になったら保証人に確認の連絡が入る事や
場合によっては収入証明など必要な書類が発生する可能性も
伝えておくといいでしょう。

賃貸物件の内見で見るべきポイントは?

内見ではしっかりとお部屋のチェックを行います。

・壁や床の傷や汚れがないか

壁や床に傷や汚れがある場合は、
入居までに修繕される部分なのか、そのまま入居になる場合には、
退去時に負担が取られないかを確認しましょう。

退去する時に負担を取られないためには、
写真を撮影しておいて、管理会社に報告をしておきましょう。

・水回りの設備の劣化状態

水回りの確認では水栓の根元から漏水していないか、
少し水回りが臭い場合には、空室期間が長い可能性があります。

こちらについては住み始めてから配管に水やお湯が
排水されていく事でおさまる事が多いです。

水回り設備にへこみや傷、染みなどがある場合には
入居を決める場合には管理会社に報告をしておきましょう。

・家電、家具を配置する際の配置箇所の計測

家具や家電の設置をする上でエレベーターや廊下、
部屋の廊下などで搬入する事に問題がないか。

冷蔵庫置き場、洗濯機置き場など
コンセントの配置箇所や横幅、高さ、奥行に問題がないか。

コンセントの配置はインテリアや家電を設置する上でも
配置のイメージをしておくと引っ越し後に困りません。

例えば、築年数の古い物件の場合には、
ドラム式洗濯機を設置する事を想定していない洗濯機置き場があります。

その場合には、水栓の工事が必要になる場合がありますが、
基本的には自己負担で行う必要がある事、管理会社やオーナーへの
相談が必要である事は知っておきましょう。

・日当たりをチェックする

日当たりが良いかは内見時の時間にもよりますが、
方角や前を遮る建物の有無や距離などである程度知る事ができます。

バルコニーから向かい側の物件との距離や
窓の見え方を確認しておく事で洗濯が気にせず干しやすいのかなど
チェックしておきます。

・共用部分の管理ができているか

ゴミ置き場が綺麗に保たれているか。

共用部分の廊下にゴミが散乱していないか、
マナーのない住人への掲示物などが貼られて注意喚起がされているかは
確認する事で管理会社や管理人が対応をしてくれている事が分かります。

・収納スペースは問題ないか

今住んでいるお部屋よりも収納が少ない場合は注意が必要です。

引っ越しをするまでに不要品を処分したり、売ったりする事で
荷物を整理しなければいけません。

部屋の広さを出すためにクローゼットが小さい
物件もありますので、内見の時にはサイズを意識しておきましょう。

・音が響きにくいか

床材の厚みが薄い場合や壁の構造などによって
音が響きやすい物件もありますので、音が響きやすそうか内見時に確認します。

まとめ

賃貸物件では理想とする条件を考えたら
キリがないほどに考えてしまいます。

最新設備で広さもあって、立地も最高など。
人によって価値を感じる条件は異なりますが、
賃料の相場はエリアや物件の特徴によって近隣の物件と似た条件に合わされています。

お部屋探しでは譲れない重視する条件と
妥協できる条件は何かをあらかじめ考える事や、
内見していく中でも考えておく事で理想とする暮らしの実現に近づけます。

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