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掘り出し物件とは?本当にあるの?良い物件を見つけるコツ

物価が高くなっていたり、家賃も上がっているエリアも
多くなっている為、少しでも安くて良い物件を見つけたいと思いませんか?

私も長年の不動産仲介の仕事経験の中で掘り出し物件が見つかればと
何度も言われたことがあります。

あなたもネットの有名なお部屋探しサイトを利用していて、
条件の合う物件がないときに、不動産屋さんに行けば掘り出し物件が
あるかもって思ったことがあるのではないでしょうか。

この記事では、掘り出し物件について深堀りすること、
そんな物件があるのかという点から、
自分に合った良い物件を見つけるためのコツを解説していきます。

目次

掘り出し物件とは

掘り出し物件とは、一般的な相場から考えると
立地、間取り、価格、希少性などのポイントから見ても
ほかの物件と比較してお得と思える物件を意味します。

希少性という意味で分かりやすい事として、
近年では多くの人がスーモやホームズなどの物件検索サイトに掲載されてない事。

上記のような、誰でも見れるサイトに
掲載されていない物件のことを意味します。

掘り出し物件はあるの?

掘り出し物件が本当にあるのかというと、
少しはある場合もありますが、どんな不動産屋さんでも
そのような物件は少ないのが現実です。

完全にないわけではありません。

不動産屋さんは賃貸物件を早く申し込みしてもらう為に、
業者用の物件閲覧サイトおよびスーモやホームズなどの
検索サイトに迅速に掲載を行う事が一般的になっています。

例えば不動産オーナーさんである所有者さんから
所有しているお部屋の入居募集を依頼されていたとします。

この場合に、多くの人に見られる場所に掲載をして
集客をしなければお部屋の借主様が見つかるのに時間がかかります。

その為、多くの賃貸物件はスーモやホームズ等に掲載されている事が多いです。
それでは、掲載されていない物件はどのような理由があるのでしょうか。

掲載されていない物件に掘り出し物件がある可能性?

掲載されていない物件は一部ありますが、
そういった物件の中に掘り出し物件がある可能性も少しはあります。

オーナーの依頼としてインターネット掲載不可の時

あまり知らない仲介業者さんに内覧をしてほしくない場合、
また、他の人に自分の所有している物件が賃貸募集している事を
知られたくないという人もいます。

この場合にはスーモやホームズに掲載されていない事があります。

前の入居者が退去をして工事中の為募集していない時

前の入居者が退去して、空室のお部屋になっていたとします。

この場合にどのような工事をするのかが決まっていない場合には、
入居募集を始めれない事があります。

このタイミングに不動産屋さんに行って、
物件を知り契約に至る場合は、その人にとっては
掘り出し物件に出会えたという事になります。

不動産会社の集客や広告の使い方の関係で掲載しない時

スーモやホームズなどの検索サイトに掲載をするには、
毎月不動産屋さんは広告費といって、掲載するための費用がかかっています。

空室が出来たら、知っている不動産仲介会社に空室状況を伝えるだけで
すぐに申込がくるような物件や、反響が少ない物件であれば
広告をしていない物件もあるので、ホームズやスーモに掲載はないけど
不動産会社のホームページ内には掲載があるだけという事もあります。

諸条件が決まっていない事による非掲載

空室になっているお部屋でも不動産会社がネットに
広告掲載をする上で、賃料条件などが決まっていない場合にも
掲載されていない事があります。

数は少ないもののタイミングによっては
こういった物件が見つかることもあります。

今ここであげたように、掘り出し物件というよりは、
タイミングによって広く募集されていない事などによって
特定の不動産会社しか紹介ができないタイミングのある物件が
僅かながらありますというのが現実です。

おとり物件には注意しましょう

多くの不動産会社では1つのお部屋に対して、複数の不動産会社が
ネットで広告掲載していますが、1社だけ安い所がある場合は
詐欺的なおとり広告の可能性が考えられます。

また他の会社が掲載をしていない物件ということだけではなく、
周辺の相場よりも極端に安い場合にもおとり物件の可能性があります。

そういった不動産会社はおとりになる広告で
お問合せをもらって不動産屋さんにいったら申込が入ってしまった。
募集が終了してしまったなど、いろいろな理由で他の物件を探しましょうと
言ってきます。

申込が入ってから、事務処理上の手続きのタイミングによっては
スーモやホームズに掲載されている物件で既に申込が入っている事は
タイムラグとして発生してしまう事はどの不動産会社も同じです。

そのため、特に気を付けるべきなのは、すごく良い条件なのに
安すぎると思える物件を出している会社には注意が必要です。

良い物件を見つけるには

退去されていないお部屋から見つける

退去がされていないお部屋も申込みをすることが
できることがあります。

エリアごとの人気物件の場合には空室になる予定が
出た時点で申し込みが入る物件が実際にあります。

退去予定の物件については、退去してみないと
お部屋の状況が分からないので、空室予定物件の
申込みには少しリスクがあることは知っておきましょう。

不動産屋さんとしっかりとコミュニケーションを取る

地域密着型の不動産屋さんなどの場合には、
他の不動産業者では紹介できない物件を扱っている事もあります。

また、地域ごとの治安を含めた住みやすさなどについても
詳しいので、ご自身で考えていた希望エリアのイメージと
大きく差がないのかを確かめることにもつながるので、相談をしてみましょう。

相場による部屋の違いを知り、条件面を考える

部屋探しでは住もうとするエリアや条件などによって
賃料相場は大きく異なります。

特定の物件だけ大きく安いという事はここまで解説したとおり、
基本的にありません。

どの不動産業者も所有者さんもなるべく高く借りてほしいという
場合が多い事、賃料相場は不動産業者も簡単に知らべるツールも
あるため大きくズレた賃料にはなりずらいのです。

理想のエリアをはじめとする条件の中で、譲れる部分と妥協ポイントを
検討しながら不動産屋さんとお話して探していくといいでしょう。

理想の暮らしを実現する近道になるでしょう。

まとめ

掘り出し物件について解説させて頂きましたが、
滅多に見つかるものではないことが分かったのではないでしょうか。

不動産を管理している会社が独占してネット広告に掲載している場合や、
記事で書いたようにタイミングによって広く募集開始されていない物件に
出会えて、気にいった場合は「あなたにとっての掘り出し物件」に出会えたと言えるでしょう。

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